2013年1月16日水曜日

2泊3日かぐら旅行

3連休を利用してかぐらスキー場に遊びに行ってきた。年の近い大学サークル時代の先輩・後輩たちが毎年行っているのは知っていたけれど、何も運動していない自分が行ったらロクな目に遭わないに違いない。そう考えて参加御見送り続けてはや数年。ロードバイクで体力がちっとは付いたハズ…に違いない。たぶん。

というわけで今年初めて一緒に行かせて貰った。同行者はおなじみのくま先輩と同期の参識、後輩のI川。自分も含めた3泊4日組(田代エリア宿泊)の4人と、1泊2日組(かぐらエリア宿泊)の同期のたまと板倉先輩、いづみ先輩の総勢7名。

7時に大宮集合だったので、5時30取手発の常磐線で出発。大宮からは新幹線で越後湯沢へ。田代組とかぐら組は宿が違うため駅からは別行動。宿の送迎バスを待っている間、田代エリアのゲレンデはまず初心者コースを降りないと始まらないという話を聞かされてだんだん不安になってくる。レッスンを受けようと思っていたのに、まず滑り降りてからじゃないと受付場所にすらたどり着けないらしい。そーゆーのは求めてないんだけど…。



越後湯沢駅にあったデカいスキー板

とりあえず送迎バスで宿となるキャシーズインへ移動。まだチェックインはできないので、ラウンジに荷物を置いて浴場の脱衣所で着替えを済ませる。他の面子は自前の板とシューズを持参してきていたが、自分はレンタルなので貸し出し所へ。

初めてだと言ったにも関わらず、靴とボードを渡されて「合うかどうか外で確認してきて」と言われて困惑。靴の履き方すらわからんちゅーねん。携帯でくま先輩に助けを求め、大きな不具合がないことを確認してゲレンデまでの送迎バスに乗車。田代ロープーウェイで山頂へ移動。

この日と翌日は非常に天気が良くて、ロープーウェイが満員になるほど人が来ていた。同行者曰く、「天気が微妙で人が少なくて今にも潰れそうなのが田代なのに…。こんなの田代じゃない!」とのこと。あんまりな言い様だと思う。



気持ちの良い晴れ空


山頂に着いてからが一番心が折れそうな時間だった。最初に教えてもらったスケーティングができない。ボードに体重をかけないと安定しないんだけど、この時はそんなこと知らないし怖いので完全に重心が蹴り足にかかっててボードがフラフラして、さらに怖くなるという悪循環に陥っていた。

なんとかスケーティング(の真似ごと)ができるようになってきた後、立ち上がり方を教えてもらった。傾斜があると立ち上がりやすいのだけど、いきなり傾斜に行く度胸も無かったので平らなところで練習していた。そのせいか、もがいてももがいても立ち上がれず、最終的にくま先輩に引っ張ってもらってやっと立ち上がることができた。

話に聞いていた通りまずコースを滑らないといけないということでおっかなびっくり滑り始めた。腰を引いてエッジを立たせる…なんてこともわからんので、足首を全力で持ち上げてふんばりながらようやく下まで降りることができた。途中、上級者コースとかコース外に流れて行きそうになったのが本当に怖かった。

レッスン受付開始まで時間があったので、2回ほど同じコースを降りて木の葉のような滑り方がなんとか出来るようになったところで昼食を摂った。板倉先輩たちがかぐらから田代第一高速まで来てくれているというので、くま先輩たちはそちらへ。自分は残ってレッスンをうけることに。

レッスンはビンディングの付け方から始まり、最終的に連続ターンまでを教えてもらったものの、自分はできるようにはならなかった。1つ1つの動作を順を追って教えてもらったものの、それらを組み合わせることがどうしても出来なかった。

レッスンの予定時間がオーバーしてしまったため、終了した時点でくま先輩たちはもうロープーウェイの乗車待ち列に並んでいるとのことだった。1本後のロープーウェイに乗って下で合流し、送迎バスで宿に戻ってチェックイン。

部屋はツイン+ロフト2名で4人部屋。正直これで4人部屋は無いわーと思う狭さの部屋だった。でもどうせ寝るための部屋だったし問題ないかも。不便ではあったけど。

その分、食事は豪勢だった。初日はビュッフェスタイル+豚しゃぶの食べ放題で、思う存分食べまくった。下手なホテルのビュッフェよりかなり美味しくて非常に満足。ただ、ごまだれがあることに気付かなかったのは不覚だった。次は絶対にごまだれで豚しゃぶを食べようと思う。



豚しゃぶ


風呂は食事の前に済ませていたので、部屋に戻って即爆睡。翌日はこれまた美味しいビュッフェ形式の朝食をたらふく詰め込んで、10時くらいにゲレンデに出発。この日はこちらがかぐらエリアに向かおうという話になっていたので、リフトを乗り継いで1時間30分ほどかけてかぐら高速ゲレンデまで移動。

道中I川とくま先輩がリフトから降りるときに絡んでクラッシュ。前日、田代の中級者コースで痛めた膝に追い打ちがかかったため、くま先輩が離脱したものの、無事板倉先輩たちと合流することができた。

それにしてもかぐら第一高速は傾斜がきつくてすげえ怖かった。一休みした後、一本滑って解散。ここでは板倉先輩が迂回ルートを案内してくれたので最初の一回よりは楽だった(それでも怖かったけど)。



2日目も快晴だった


んで、かぐらから田代に戻るのが大変だった。田代連絡通路は平坦な場所が長く続くので、少し進むのにも悪戦苦闘。なんとか田代第一高速に戻った時には疲れてしまい、休憩所で30分くらい仮眠を取らせてもらった。

最後に田代第一高速を1本滑ってこの日は終了。宿に戻って風呂入って飯食って睡眠。なんて幸せなルーチン。ちなみに2日目の夕食は海鮮鍋+ビュッフェ。これがまた美味い。次は雑炊にチャレンジしてみたい。


海鮮鍋



3日目も美味しい朝食を(ry

この日は前2日とうって変わって雪が降っているコンディション。最初は感覚がつかめなかったのと、降りたての雪の柔らかさにエッジを取られて転びまくったものの、転んでも痛くないということに気付いてスピードを出すようになった。スピードを出す→バランスを崩しかけて立て直す→上手くなったような気がする→たまに転ぶけど痛くない→なんかハイになってくる、といった感じで、最後の方は1本滑るごとに楽しくなっていった。




3日目はこんな感じ


後ろ髪を引かれつつ、2時頃にゲレンデを撤収。シャトルバスで越後湯沢駅まで移動。バスを待ってる間、関東でも雪が降って大変な事になっているらしいという情報が入って来て、帰れるのか不安になってみたり。

越後湯沢まで戻った後は日帰り温泉に入って温まった後、駅で買い物をして帰還。悪い予感は当たるもので、常磐線が止まっていたため、東京まで出てスワンレイクパブで閉店まで飲んで帰宅した。

運動して美味い飯食って美味い酒を飲んで過ごした、とても幸せな3連休だった。今度は自前のボードとビンディング、あとシューズを揃えて行きたいと思う。感覚を忘れないうちに、今シーズン中にあと1回は滑りに行きたいところですな。

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